統合的眼球運動テクニックについて

IEMTとは?

IEMTは、ガイドに沿った眼球運動と、慎重に組み立てられた一連の質問を組み合わせ、感情、イメージ、身体感覚、自己体験の変化を丁寧に観察する、構造化されたセラピー技法です。

統合的眼球運動テクニックは、眼球運動を用いた変化支援の実践中にAndrew T. Austinが行った観察をもとに開発されました。このモデルは、特定の感情反応や自己の体験の仕方が、どのように学習され、反復され、維持されるのかに焦点を当てます。

このモデルの源流は、Steve AndreasとConnirae AndreasによるEye Movement Integration Therapy、Francine ShapiroによるEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)にたどることができます。また、代名詞を用いてアイデンティティを探るDavid Groveの考え方からも影響を受けています。このモデルは、英国のセラピストAndrew T. Austinによって開発されました。

開発のきっかけとなったのは、セラピーにおける眼球運動の最中、特に問題となっていたイメージの感情的な符号化が変化する瞬間に生じる、いくつかの神経学的現象の観察でした。

これらの現象を応用する一連の方法が開発され、IEMTは神経学的インプリント、とりわけ感情インプリントおよび一部のアイデンティティ・インプリントに用いられるようになりました。

現在の名称はIntegral Eye Movement Techniqueです。以前のコース、出版物、ウェブページでは、旧称のIntegral Eye Movement Therapyが使われている場合があります。本技法はセラピー実践の一つであり、名称変更は、IEMTがより広いセラピーおよび変化支援の領域で用いられる「技法」であることを明確にするものです。

中央の青い円と8つのオレンジ色の円を用い、トラウマ、EMDR、クリーン・ランゲージ、システム理論、PTSDなど、IEMTに影響を与えた人物や概念を示すインフォグラフィック。

IEMTの2つの中核領域

IEMTでは、学習された感情反応と、学習されたアイデンティティのパターンを区別します。両者はしばしば相互に影響しますが、同一の問題として扱うものではありません。

感情インプリント

私はどのようにして、このように感じることを学んだのか?

感情インプリントとは、記憶、きっかけ、状況などと結びついた、学習された感情的・身体的反応を指すIEMTモデルの用語です。クライアントがその体験に注意を向け、ガイドに沿った眼球運動を行う間、IEMTでは反応がどのように変化するかを追います。

アイデンティティ・インプリント

私はどのようにして、このような自分であることを学んだのか?

アイデンティティ・インプリントとは、自己体験を構成する持続的なパターンを指します。たとえば、「不安を感じる」から「自分は不安な人間だ」への変化です。IEMTでは、こうしたアイデンティティに関する表現を扱う際に、固有の言語、注意の向け方、眼球運動パターンを用います。

IEMTセッションでは何を行いますか?

プラクティショナーは、観察、質問、構造化された眼球運動パターンを用いて、クライアントの内的体験の変化を追います。具体的な手順は、個人の状況、相談内容、同意、適合性、プラクティショナーの能力と実践範囲に応じて異なります。

1. 対象を特定

対象を選ぶ

クライアントとプラクティショナーが、特定の感情反応、記憶の表象、繰り返すパターン、またはアイデンティティに関する表現を選びます。

2. 変化を追う

変化を観察する

ガイドに沿った眼球運動を行いながら、イメージ、感情、身体反応、言語、方向感覚の変化を観察します。

3. 結果を確認

結果を確認する

クライアントの反応を再評価します。対象に十分な変化が見られない場合は、追加の支援、別のアプローチ、または適切な専門家への紹介を検討します。

IEMTの眼球運動は「アイ・アクセシング・キュー」ではありません

IEMTでは、視線の方向から嘘をついているかどうかを判断したり、その人を「視覚型」「聴覚型」「身体感覚型」に分類したりすることはありません。こうした一般的な主張は、本技法の根拠ではありません。IEMTでは、構造化されたセラピーの一環として、プラクティショナーが意図的に眼球運動をガイドします。

IEMTであるもの、そうでないもの

IEMTとは

  • 訓練を受けたプラクティショナーが用いる構造化された技法です。
  • 感情インプリントとアイデンティティ・インプリントを扱うモデルです。
  • より広いセラピー実践を構成する一要素として役立つ可能性があります。
  • 能力と実践範囲を守って用いるべき、発展途上のアプローチです。

IEMTではないもの

  • 診断システムや医療行為ではありません。
  • 嘘を見抜く方法や性格類型を判定するテストではありません。
  • どちらも眼球運動を用いますが、EMDRと同一の手順ではありません。
  • 効果を保証する治療法、緊急支援の代替手段、またはすべての人に適する方法ではありません。

エビデンスと責任ある情報発信

IEMTには、プラクティショナーによる報告、ケーススタディ、初期段階の研究が蓄積しつつありますが、エビデンス基盤はなお発展途上です。確立された第一選択の心理療法と同等の量の独立したエビデンスがあるかのように示すべきではありません。協会は、慎重な記録、有害事象の報告、さらなる独立研究を支援しています。

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IEMTについてさらに知る

IEMTの構成

このモデルの感情、アイデンティティ、上級、トレーナー向けの各要素をご覧ください。

IEMTの構成を見る

IEMTとEMDR

両者が眼球運動を用いる点と、トレーニングおよび手順における重要な違いをご確認ください。

IEMTとEMDRを比較する

専門基準と実践範囲

協会会員に適用される専門的な要件をご確認ください。

方針・専門基準を見る

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Lesley Hamer
Lesley Hamer
7 years ago

Will IEMT stop my negative thinking and my fear of life and the future and how much does it cost please

Sheenagh Davis
Sheenagh Davis
3 years ago

Does IEMT work with someone who has had a brain injury?

Victoria McConville
Victoria McConville
2 years ago

Hello, Would IEMT work with a phobia of driving? I have tried counselling, hypnotherapy, just doing it.
But something is still blocking me and I don’t know what it is.

Liana
1 year ago

thanks for info.

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